坂本国際特許商標事務所には、弁理士会の元副会長や特許庁の元審査官が在籍しています。そのため、特許庁の審査や弁理士業界の動向にも熟知しており、企業の知的財産権の取得だけでなく、知的財産戦略のサポートも行えます。
弁理士会の動向について精通していることで、さまざまな分野の技術動向などの知識が分かり、適した弁理士が対応するように取り計らうことが可能です。特許庁の審査に精通した弁理士が出願に関わることで審査の合格率が上がり、拒絶査定の補正もスムーズに進みます。
特許査定の確率が近年改善された理由の1つに、先行技術調査を適切に行う企業が増えたことがあげられます。坂本国際特許商標事務所は先行技術調査に力を入れており、事前調査料を無料にしています。
特許の先行技術調査だけでなく、商標や意匠などの知的財産権の出願でも先行調査に重点を置くことで知的財産権の取得成功確率が高くなるように努めており、出願手数料が無駄にならないように配慮しています。
アイデアの段階でも知的財産の登録をすることは可能です。しかし、単なるアイデアでは知的財産登録をすることはできず、具体的な装置の構成を特定することが不可欠です。坂本国際特許商標事務所は、アイデア段階での知的財産権の取得でも弁理士が関わることで、出願できるレベルに仕上げていくことを可能にしています。
坂本智弘所長弁理士は、東京理科大学大学院で電気工学を専攻し、2005年に弁理士試験に合格して弁理士登録。
その後、株式会社スピックジャパン(現アイピーテクノ)に入社、特許調査に関する専門性を高めました。
伊東国際特許事務所、片山特許事務所を経て、電気メーカー、機械メーカーなどの出願業務を数多く経験。2006年に坂本国際特許事務所(現坂本国際特許商標事務所)を開設しました。
手掛けるのは、特許調査、特許権の鑑定、無効審判、係争、訴訟に関する案件など。モットーは、クライアントに寄り添い、どの選択肢が最良の結果をもたらすのかを常に考えて行動すること。日本語、英語での対応が可能です。
父が調査会社や特許事務所を経営していたことがきっかけです。最初はピンときていませんでしたが、小学6年生のときに特許庁の人がきて、審査官になれば弁理士になれると聞きまして。そこでより強く弁理士を意識しましたね。
父の仕事を手伝っていたことがあるんですよ。もちろん、私ができる範囲のみですが。そういう経験もあって、調査に詳しくなりましたね。父の会社には5年ほど在籍していました。特許事務所の多くは外注で調査を依頼するので、調査に力を入れる事務所は珍しいと思いますね。
なんとしても特許をとってほしいと言われた案件ですね。いろいろありましていまは裁判で戦っています。
全力でやっていたら裁判官も徐々にこっちをむいてくれてきています。
特許がとれるかとれないかで、その会社の運命はがらっと変わるんです。だからこそ、それを全身全霊をかけて守りたい。そんな思いです。
こういう考えはもしかしたら、祖父が医者、祖母が助産師だったことも大きいのかもしれませんね。「会社の命を守る」。それを大切にしています。
弁理士って比較的そんな考えにはならないかもしれませんが、私の場合は責任感をもってなにがなんでもなんとかしたい、お金とかではなくなんとかしたいと強く思います。だって特許をとれば、企業が安心して次のビジネスに進めるのですから。
特許をつぶす依頼を受けたときがあって、それをつぶさないとその会社は事業ができない。特許異議申し立てって1割から2割程度しか受理されないのですが、結局つぶせなかった。
今考えると私を含めて、未熟だったなと思います。とにかく次はそうならないように調査を徹底したりして頑張ろうと思っています。
「職人」ですかね。それぞれ得意不得意があります。でも得意なところに関しては、お客様に自信をもって紹介できる人が集まっています。
特許をとると、いままで自分の会社ではかなわなかったことが動き出します。特許取得によって大手が取引に応じてくれたり、対等に扱ってくれたりするんです。そこがすごいところ。特許番号が書かれていたから売れたとかもざらにあります。
知財の力をもっともっと使って、会社経営をスムーズにする。そのお手伝いを当所はできます。